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油絵初心者さん必見!油絵の道具と初めてのモチーフ

油絵を始めようと考えているけれど、新しく趣味を始めようとすると初心者にはわからないことだらけですよね。油絵の道具は何を用意すればいいのか?この道具はどんな時に使うのか?何から描き始めたらいいのか…等の初心者の方の疑問解決に、今回はお役に立てればと思います。

油絵とは~油絵初心者編~

油絵

 

まずは、油絵について少々記述しようと思います。
油絵は多彩な表現が可能な、とても奥が深いものです。塗り重ねができ、絵の具の重厚感や立体感までも楽しむことができます。また、反対に削ることもできてやり直しがきくのも油絵の特徴の一つであり、筆が迷いがちな初心者の方でも思い切って描くことができるのではないでしょうか。

油絵は乾きが遅い

油絵には一つだけ気に留めておかなければならないことがあります。それは、乾きが遅いということです。重ね塗り加減や絵の具、環境や技法によりけりですが、表面的に乾くのには数日かかることもあるそうですし、完全に中まで乾くには年単位だそうです。30年かかるという話もあり、驚きですよね。
人によって技法の好みも分かれるので、一つの作品にかかる時間も1日だったり数か月だったりとばらばらです。

ただ、乾きづらいという油絵独特の欠点も、のんびり味が出てくるのを楽しみながら描き上げていくのも一つの醍醐味ではないでしょうか。

初心者でもこれさえあれば描ける!

次に、初心者の方でもすぐに油絵が描けるようになる必需品を、簡単に説明しながら紹介していきます。

油絵の具

油絵の具

画像は7色ですが、12色セットがおすすめです!

油絵初心者の方は12色程のセットを用意し、後から使いたい色を随時足していくといいでしょう。

パレット

油絵 パレット

 

パレットに絵の具を画像の様に持った際の外側上に出します。初心者の方はまずは色相環順(画像左のパレットの様)に置いてみましょう。慣れてきたらご自身のやりやすさを追求し、好みの置き方にすると良いでしょう。絵の具を混ぜ合わせるスペースを広くとっておくこともポイントです。

絵筆

絵筆

 

太さと硬さでいくつも種類があり、何をどれだけ用意すればいいのか、初心者の自分にどの筆が向いているのかもわかりませんよね。そこで、油絵初心者さん向けのQ&Aがありましたので、ご紹介します。

【油絵初心者 Q&A】- 油絵の描き方 入門ガイド

初めから沢山そろえるのは大変なので、最初は6号~14号の硬い筆を5~6本位、4号~12号の柔らかい筆を3~4本位用意すればいいです。

ペインティングオイル(溶き油,画用液)

ペインティングオイル

初心者はあらかじめ調合してあるペインティングオイルを!

溶き油は揮発性と乾性に分かれます。揮発性の特徴としましては、早く乾くものの艶やかさをなくしたり、ひび割れを起こしてしまいます。乾性の方は乾くのが遅くなりますが、艶やかさは出ます。
初めはペインティングオイルから使い始め、油絵になれてきましたら、ご自身が描きたいものを描けるように独自に調合したり、それぞれを単独で使ったりと色々な手法を試されるといいでしょう。


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絵皿、油壷

油壷

 

油壷は前述の溶き油を入れ、パレットにクリップで挟んで使います。揮発性の油はすぐに乾いてしまうので、油壷の中に入れるのは避けた方がいいでしょう。揮発性のみまたは揮発性が多くを占めるときは、油壷ではなく絵皿を用意するといいです。100円ショップなどで売っている小皿などで十分ですよ。

テレピン

テレピン

 

テレピンは揮発性の油です。ペインティングオイル中の揮発性の油は時間と共に減ってきてしまいます。なので、初心者の方でも調整用に初めから用意しておくと便利です。

キャンバス

キャンバス

 

キャンバスにも目的別に大きさが違ってきます。主に人物画は”F型”、風景画は”P型”、海などの風景画には”M型”と分かれています。初心者の方は、F6号~10号が描きやすい大きさです。
木枠などにあらかじめ貼ってあるキャンバスには大抵、下地塗りがされていますのでそちらを用意するといいでしょう。

ペインティングナイフ

ペインティングナイフ

 

ペインティングナイフはパレット上で多めの絵の具を混ぜ合わせたり、描画するのに用います。エッジをきかせてシャープに描いたり、面を使って滑らせるようにして塗ることもできます。筆とはまた違い、表現の幅が広がります。

筆洗器(ひっせんき)

筆洗器

 

名前の通り筆を洗うための器具です。中に網目状または細かく穴の空いた仕切りがあり、絵の具汚れがその下にたまるようになっています。筆洗油(ブラシクリーナー)を筆が汚れている部分が浸かるまで入れましょう。現在、筆洗油のみで洗う方と、お水で割って洗う方がいらっしゃいますが、お水も使用してしまうと筆洗器が傷みやすくなると言われています。

筆洗油(ブラシクリーナー)

ブラシクリーナー

 

筆洗油の注意点をここではお話しします。筆洗油は揮発性の油なのです。ですから、保管方法としては容器はもちろん、筆を洗い終わったら筆洗器の蓋をしっかり閉じましょう。

油絵初心者さん向けの道具セット!

ここまで油絵の道具を紹介してきましたが、一つ一つ揃えるとなると大変ですよね。そこで初心者の方におすすめなのが油絵道具セットです。セットで買えればお得ですし、まとまって手に入るので届いたらすぐに始められるという利点もあります。

アートウェーブオリジナル油絵入門セット K-5

¥7,000

初心者向けの入門セットです。キャンバスは別途購入していただく必要があります。

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油絵初心者の為のモチーフ

描き始めよう!と準備できたのはいいものの、初めてですし好きなものを描こうとはよく言いますが、やっぱり悩みますよね。そんな方の為に、初心者の方におすすめのモチーフをご紹介します。

お花

花

 

油絵にはたくさんのお花の作品が存在しますよね。可愛らしく生命の強さを感じ、愛着が湧いてきます。庭先に咲いている身近な花もいいですし、ホームセンターやお花屋さんで心惹かれる花を買って用意してもいいですね。バラのような複雑な形の花弁ではなく、簡単な花の形のものをおすすめします。

ボール

ボール

初めての油絵にいかがでしょうか?

とにかく初めは簡単なものを描きたいと考えている方には、ボールをおすすめします。丸や三角、四角などの図形は描きやすいからです。ボールでしたらなくてもすぐに用意ができますし色も模様も多種あるので、初めてながらも簡単に油絵の研究ができます。

初めての油絵、まとめ

いかがでしたでしょうか?道具も用意するものがたくさんあり奥深さを物語っているかのようですよね。描き始める題材は簡単なものからでも、これから自分が描きたいと思う好きなものを見つけて、たくさん描いて油絵を楽しんでいきましょう。