歴史情緒溢れる清荒神を散策~おすすめスポット&旨ランチ
清荒神(きよしこうじん)ってどこ?
兵庫県宝塚市、大阪梅田と兵庫県の宝塚を結ぶ阪急宝塚線に清荒神駅はあります。大阪や神戸の都心から約30分という交通の便利さのため、現在は住宅都市としても大変人気が高い地域です。
清荒神清澄寺とは
清荒神と言えば「清荒神清澄寺(きよしこうじんせいちょうじ)」が代表されます。清荒神清澄寺は、兵庫県宝塚市にある1,100年もの歴史を誇る由緒あるお寺です。また、参拝者の商売繁盛や願望成就を1日も欠かさず祈願していていて、金運アップに人気のお寺なのだとか。そして、あのタカラジェンヌの初詣もこのお寺に参拝するそうです。
出典:http://www.kiyoshikojin.or.jp
清荒神清澄寺境内案内図
「荒神さん」の名で親しまれる真言三宝宗の古刹で、寛平8年(896年)宇多天皇の勅願によって建立されました。同天皇から『日本第一清荒神』の称号を受けたことから「かまど(台所)の神様」「火の神様」として厚い信仰を集め、境内には大小さまざまの火箸が奉納されています。毎月27日・28日例祭日、1月の初荒神、年末の納荒神には、多数の参詣者が境内はもちろんのこと多種多様な店が軒を連ねる参道まで埋め尽くします。本尊の大日如来坐像は国の重要文化財となっています。
清荒神清澄寺山門
清荒神駅から山門まで道幅4メートル程の狭い参道を歩くこと約20分。上り坂ですが傾斜は緩やかで、息が切れることなく風情を楽しみながら散策できます。
こんな風習も
護法堂の裏側には、当山開創に際し、荒神様がお姿を現されたと伝えられる「荒神影向(こうじんようごう)の榊」があるのですが、この霊験の報告を受けた宇多天皇は大変感銘され、「日本第一清荒神」の称号を下賜されたそうです。それが現在ではいつの頃からか、供えられたお賽銭をいただいて帰り、次回参詣された時に、そのお賽銭を倍にしてお返しするという風習があるそうです。そのいただいたお賽銭を紙に包んで財布に入れておくと小遣銭に不自由せず、そしてまたそれを次回参詣されるまで持っていると吉事があると言われています。
門前露店を楽しもう!
阪急清荒神駅から北へおよそ1.5km。その駅から続く参道の両側には、約200店もの露店が軒を連ねています。その賑やかな門前露店では様々なご当地グルメが楽しめます。
出典:http://kiyoshikojin.arukikata.biz
お祭りのような清荒神参道の賑わいにワクワク
とりかわギョーザを片手に清荒神参道をぶらりいかがですか。
清荒神にはいろいろなグルメが!
おすすめランチ/シチニア食堂
住宅街に佇む一軒の民家、大きな看板出てないので見過ごしてしまいそうになります。お店へは靴を脱いでお上がり下さい。昭和レトロの素敵な空間、家具や雑貨にもこだわりが感じられます。旬の野菜をたっぷり使ったランチが大好評で、予約をおすすめします。
清荒神さんのふもとにある まちのはずれの小さな食堂
野菜いっぱいイタリアンランチ
おすすめランチ/末廣すし
阪急清荒神駅より、お寺へと続く参道を約500メートル、中腹にあるお寿司屋さん。店内は団体客にも対応できる広さです。毎朝市場で仕入れた新鮮な魚をつかったお寿司、丁寧に昆布と鰹節でとったお出汁のうどんやおそばを、ぜひお楽しみください。
鯖すしと三田牛の肉うどんランチ
鰊蕎麦は出汁が旨い。妻も娘もきつねうどんの味に満足。そして、食べてびっくりは鯖寿司。海苔が巻いてあり外側の香りと内側の鯖の旨みがすばらしい。
寿司に蕎麦やうどん、どちらも楽しめるランチ、贅沢ですね~。
小腹がすいたらプチランチ編
北川精肉店
清荒神駅前の清荒神市場商店街の入り口にあるお肉屋さんです。おすすめは「宝塚コロッケ」。注文してから揚げてくれるので熱々をいただくことができます。このコロッケのパッケージも可愛いですね。
お味はと言いますと、とにかくホクホクでおいもの甘さが際立っています。味も割としっかりついていますので、ソースなどは不要です。お芋と玉葱のシンプルさなんとも言えない美味しさです。ちょっと疲れたら、立ち寄ってコロッケ片手にまた散策するのもいいですね。
清荒神のおすすめコロッケ
小やきや
参道にある小やきやさん。お正月などは行列ができるお店で、餡入りの米粉を使った「こやき」は原料にこだわった添加物一切なしのお餅で人気です。よもぎの香を楽しめる逸品です。他に栗入りのお赤飯もファンが多く、わざわざ遠方から買いに来るお客さんもいるほど。ちょっと早めにお店を閉める場合があるので、参拝の前に買っておくのがおすすめです。
ランチのあとの別腹スイーツ
まとめ
いかがでしたか?清荒神周辺の見どころ、ランチグルメをご紹介いたしました。厳かに参拝の後はお腹いっぱい満たして英気を養いましょう。