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花壇も歩道も造れる、レンガでガーデニングの演出が自由自在

ガーデニングにレンガを取り入れよう

庭

ナチュラルな雰囲気の庭造りが現在の主流です。レンガを使って、おしゃれに演出しましょう。

手造り感覚のナチュラルガーデン。素敵ですよね。あえてプロに頼まずに、自分自身の手で庭を造っていく楽しみがあります。平日は時間がとれなくて、週末しか庭仕事ができない…という方でも大丈夫!レンガを使って少しづつ作業を進めていけば、自分だけの素敵な庭が完成します。
今日は、ガーデニングに取り入れたいレンガに関する話題を花壇造りを中心にご案内します。

ガーデニングで使いたい、レンガの種類

レンガ

ホームセンターのガーデニング用品売り場に必ず置いてあるレンガ。価格の安い普通レンガと少し高めの耐火レンガがあります。

レンガのサイズ

レンガの大きさはJIS規格で決まっています。ホームセンターの売り場で最もよく見かけるのが、標準の「おなま」サイズです。

サイズ

最もポピュラーなレンガは「おなま」サイズです。半分の厚さが「はんぺん」サイズ。ちょっとユニークな名称ですね。

半ます

「おなま」のちょうど半分のサイズが「半ます」です。こちらもホームセンターでよく見かけるサイズ。敷き詰めて歩道にしたり、ガーデニングに便利な大きさです。

「赤レンガ」と「焼きすぎレンガ」

レンガの種類は主に2つ。「赤レンガ」と「焼きすぎレンガ」です。

「赤レンガ」

赤レンガ

レンガは粘土や泥を焼き固めて作ります。鉄分の影響で赤い色が強く出ているのが「赤レンガ」です。

 

「焼きすぎレンガ」

 

焼きすぎ

赤レンガをより高温で焼いたものが「焼きすぎレンガ」です。

 

「アンティークレンガ」も人気

このほかにガーデニングで人気があるのが「アンティークレンガ」です。

アンティーク

実際に古い建物などで使用していたレンガです。独特の風合いがあります。

簡単DIY! レンガ花壇の作り方

花壇

ガーデニングに欠かせない花壇。レンガでDIYすると、庭のスペースに合わせて好きな形と大きさで花壇を造れます。

円形花壇の作り方

ここでは、樹の根元を取り囲む円形花壇の作り方を見ていきましょう。

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まずはレンガを実際に並べて、花壇の完成イメージをふくらませます。

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いよいよ下地造りです。レンガを置く場所を約5cmの深さに掘ったら、砕石を敷き詰めます。

積み始める前に、レンガを水に浸しておきましょう。大きなタライなどにレンガをまとめて沈めておくといいですね。これはレンガがセメントの水分を吸うのを遅らせるための作業です。

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まず1段目のレンガを置いて、セメントを流し入れます。レンガとレンガの間にもセメントを入れてから、目地を整えます。左官コテが便利です。

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2段目のレンガも同様に積んでいきます。ハンマーで叩いて微調整しながら、高さを合わせる必要があります。

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いちばん上のレンガの目地にもセメントを流し入れます。4段積みのレンガの円形花壇が完成しました。

レンガの積み方でひと工夫

レンガはきっちり水平に!

水平器

レンガをきれいに積むポイントは水平を保つことです。水糸と水平器を使って一段ずつ確認すると、まっすぐな花壇が出来上がります。

 

 

セメントがはみ出してしまったとき

はみ出し

レンガとレンガのつなぎ目からセメントがはみ出していても大丈夫です。半乾きの時に、コテやブラシなどでそぎ落としましょう。

ブラシ

ナイロンブラシを使って、ゴシゴシとレンガの表面を磨きます。この後に水で洗い流せばOKです。

レンガの積み方を動画で確認

花壇造りの作業時間の目安は、2人で約4~5時間ほどです。動画をチェックしてから取りかかるとわかりやすいですね。

ガーデニングではレンガのこんな使い方も

使い方

花壇と敷石を一体化させたガーデニング

歩道

花壇と並ぶ定番、レンガ敷きの歩道です。雨あがりの泥も気になりません。

さいごに

レンガを使ったガーデニングについてご紹介してきましたが、いかがでしたか。
レンガを使ったDIYは、初めてでもチャレンジしやすいのが特長です。一日にレンガを積む作業が全部終わらなくても、時間が取れるときに作業を続けることができます。完成した花壇や歩道は、プロの技術とは違った素朴な雰囲気が魅力です。皆さんもぜひ、レンガを上手に使って、手造りのナチュラルガーデンを実現させてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!